TokunagaTsukasa | 徳永司

どうぞの図書館

先週の日曜日、用事があって高畠に出向いた。結構遅い時間になってしまい、帰りは終電になってしまった。ホームで待つのは寒いので、駅構内で待っていたのだが、その時にどうぞの図書館というのを見つけた。高畠駅には何度も来ていたのだが、気付かなかった。 どうやら、町の図書館が設置しているらしいのだが、書架には雑多なジャンルの本が並んでいた。貸出簿を見ると、小学生から一般までそこそこの人が本を借りているようだった。 電車まで30分以上時間があったので本を眺めていると、「ぼくにとっての学校」という日高敏隆の本が目に入った。どこかで聞き覚えのある名前だと思ったら、リチャード・ドーキンスの利己的な遺伝子の訳者だった。

非常に面白い本で電車が来る時間ギリギリまで読みふけってしまい、結局読み終わらずに借りてきてしまった。近いうちに、本を返しに高畠に行かないといけなさそうだ。最近の著書をと思い、検索したのだが4年前に亡くなられていた。もう少し前に出会いたかったなと月次なことを久しぶりに思ってしまった。

今の大学に入る前に、とある居酒屋で遺伝子と文化の境目について呑みながら朝まで話したことがあった。僕の頭に中にはその頃からずっと人についての興味があって、その当時自分の中で一番やりたかったコミュニティデザインを通して人について考えたいと思い、大学への入学を考えた。なので、今は史学を専攻しているけど、受験するときの第一希望は建築系の学科だった。でも、結局紆余曲折あって史学系の学科に入った。 なので、大学入学直後はミームとか利己的な遺伝子とかそんなのに嵌っていろんな本を読んだ。いつの間にか、直接的に考えることはなくなってしまったんだけど、間接的にというかどこか頭の隅にあって意識しながら生きている。なので、今回出会った本は面白かったし、もっと早く出会いたかったと思ったのだ。

いい締めの言葉が見つからないので、今日はここらへんで。

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