TokunagaTsukasa | 徳永司

本を使ったアート作品に思うこと

本を使ったアート作品って、どうなんだろうと思う。正直、僕は好きじゃない。本を切り刻んでみたり、吊るしてみたり、破いてみたり。そういう作品を見ると悲しくなる。

一番悲しかったのは、作品に使われてる本にブックオフの値札が貼ってあった時だ。自分の思い入れのある本だったり、ボロボロになってしまった本に思いを込めたとかだったら、百歩譲って作品の意味はわかる。でも、ブックオフで安く買ってきて、切り刻んで作品として展示するってどうなのさ。僕には理解できない。

食べ物を粗末にしたりすると怒られるじゃないですか。なぜだめなのか説明しろって言われると、うまく説明できないけど。そういう、自分のものだけど自分のものじゃないものってあるじゃないですか。なんて言うんだろう、お金は払っているので自分のものなんだけど。そのものの一部の所有権は社会と共有しているというかさ。うまく説明できないけど、本にもそういう側面があると思うんですよ芸術って言われればそりゃそうなんだろうけどさ。なんか、釈然としないです。

入の沢遺跡と高尾山古墳の保存についていろいろ検討されていたり、東九州自動車道のみかん畑のおじさんのニュースを見ていて、この件と併せて、「所有」についていろいろと自分なりに考えている今日このごろです。

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