TokunagaTsukasa | 徳永司

溜まる話

学生をしていると、「急ぎの仕事」というものには滅多に出会わない。急ぎの仕事になってしまった!というものはあっても、それは大抵最初は余裕のある仕事であったものだ。余裕があるとつい溜めてしまうのが、世の常だ。

僕のデスクトップには、タイトルだけのレポートがどんどん溜まっている。 他人がどのようにレポートに手を付けているのか全く知らないが、僕の場合とりあえずまずいちばん最初にタイトルをつける所からはじめる。そのあと、メモ帳に樹形図のようなものを書いてアイディアを出していくという形をとっている。

このレポートの手順は変えるべきではないかと最近思っている。なぜなら、最初にタイトルを決めてしまうと、いかんせん幅が狭くなるのだ。樹形図でいいアイディアが出せようとも、タイトルに縛られないとは限らない。なので、手順的にはきっと樹形図を最初に書き、最後にタイトルを書くというのが理にかなっているのだろう。

しかし、どうも僕は形から入りたがる。タイトルだったり、定義だったり、基準だったり。そういう部分から入りたがってしまう。形としてはたしかに綺麗だが、あまり面白くないし、なにより発想が縛られるというのを最近ひしひしと感じている。

そんな折、たまたま立ち寄った書店で「思考の整理学」という本が売っていて買ってしまった。

帯には、「“もっと若い時に読んでいれば…“そう思わずにはいられませんでした。」と書店員のコメントが書いてあった。 本頼みはしたくないのだが、このモヤモヤが晴れればいいな…という若干の期待を持ちながら読んでみることにする。

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